サッカーワールドカップロシア大会で、史上初のベスト8を目指す日本代表とベルギーの対戦が迫る中、埼玉県伊奈町の電気工事会社では、2日は特別に退社時間を2時間早め、3日も午後からの出社を認めて、未明からの決戦に備えています。
埼玉県伊奈町の従業員数20人ほどの電気工事会社では、3日午前3時から始まる日本代表の試合を社員に全力で応援してもらおうと、2日は退社の時間をいつもより2時間早めて午後4時にし、3日の出社時間を午後1時からに変更しました。
会社の屋上には直径3メートルのサッカーボールのオブジェが設置されるなど、社長の恒石隆顕さんを筆頭に社員のほとんどがサッカー好きだということです。
午後4時になると恒石社長が「午前3時キックオフに備えきょうは早く寝て、万全な状態で応援しよう」と声をかけ、社員は一斉に荷物をまとめて退社していきました。
女性社員は「きょうは早めに家事を終わらせて、寝てすごします。大迫選手に点を取ってもらって勝ってもらいたいです」と話し、男性社員は「メリハリを持って、あしたは午後からしっかり働きます」と話していました。
恒電社の恒石社長は「4年に一度のお祭りですから社員にも思いっきり楽しんでもらいたい。この期間中は業務よりもワールドカップが優先です」と話していました。
-- NHK NEWS WEB