メキシコ中部で発生した洪水の影響で、大手自動車メーカーのホンダは、年間およそ20万台の車を生産する現地の工場の操業を停止しています。
ホンダによりますと、メキシコ中部のグアナファト州で発生した洪水の影響で、先月28日から現地の「セラヤ工場」の操業を停止しているということです。
工場の内部に大量の水が入ったということで、これまでに水はひいたものの、生産設備に影響が出ていないか確認を進めているとしています。
会社によりますと、今月5日までは操業の停止が続くということで、その後の再開の見通しは現時点では立っていないとしています。
セラヤ工場はアメリカやメキシコ向けに小型車やSUV、合わせて年間およそ20万台生産するホンダの主力工場の1つで、業績への影響を避けるためには早期の操業再開がかぎになります。
-- NHK NEWS WEB