この夏のお盆期間の渋滞対策として、高速道路各社は、ふだんは土日に実施している料金割引を木曜日と金曜日にずらすことで交通量の分散を図ることになりました。
この対策を行うのは、NEXCO東日本と西日本、中日本、本州四国連絡高速道路などです。
これらの会社は、ふだんはETCを利用している車について、地方の高速道路を中心に土日や祝日の料金を割り引いています。
しかし、ことしのお盆期間は11日と12日の土日に渋滞が多く発生すると見込まれていることから、この2日間は休日割引を適用せず、直近の9日の木曜日と10日の金曜日に割引を行うことで交通量を分散させたい考えです。
高速道路各社がこうした対策を行うのは初めてで、今回の取り組みで渋滞を緩和する効果が確認できれば、年末年始や春の大型連休などで割引を適用する日の変更を検討していきたいとしています。
高速道路各社は、お盆の期間中はホームページなどで情報を確認して、できるだけ渋滞を避けるようにしてほしいと呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB