7日朝早く、高知県大豊町にある高知自動車道の上り線の橋が橋脚だけ残して無くなっているのが見つかり、西日本高速道路は、道路脇の斜面が崩れて橋が流されたとみて確認を急いでいます。
7日午前6時ごろ、高知県大豊町立川上名にある高知自動車道の上り線にある立川橋が橋脚だけ残して無くなっているのを道路を点検していた高速道路会社の社員が見つけました。
西日本高速道路によりますと、道路脇の斜面が大規模に崩れていて、橋は流出した土砂に流されたと見られるということです。
この橋は、全長が63メートル、幅が8メートルありますが、橋脚だけを残して、橋桁や路面部分がすべて流されてしまったということです。
橋は、大豊インターチェンジからおよそ8キロ北にあり、当時、この付近は雨量計が基準値を超えたため通行止めになっていました。
大豊町立川上名では国土交通省が設置した雨量計で、先月28日の降り始めから7日午前6時までに1610ミリの雨が観測されています。
大豊町は、この付近に6日午後8時前に避難指示を出していて、土砂崩れが起きた地域の住民は避難して無事だということです。
西日本高速道路は雨の状況を見ながら詳しい状況を確認することにしています。
-- NHK NEWS WEB