記録的な大雨の影響で、8日午後4時現在、中国地方や四国などにあるコンビニエンスストアでは、一部の店舗の営業を休止しています。
このうち「セブンーイレブン・ジャパン」は、岡山、愛媛、広島、山口、福岡の5つの県の合わせて17の店舗で、避難指示の対象地域となっていたり、店内が浸水したりしているため、一時的に営業を休止しています。
また、「ファミリーマート」も、広島、岡山、愛媛、京都、岐阜、兵庫、福岡の7つの府県にある24の店舗で、近くの川で氾濫のおそれがあることなどから一時的に営業を休止しています。
「ローソン」は、広島、愛媛、岡山、京都、兵庫、福岡、高知の7つの府県にある31の店舗で一時的に営業を休止しています。
また、一部の地域で道路が通行できなくなっていることから、物流にも影響が出ていて、商品の配送に大幅な遅れが出ているということです。
大手コンビニ3社では、トラックを通常より早めに出発させるなどの対応をとっているほか、周囲の浸水や被害の状況を見ながら、各店舗の営業再開に向けて、準備を急ぐことにしています。
このほか、流通大手の「イオン」は、福岡県小郡市にあるショッピングセンターで浸水の被害があったため、安全が確認されるまで当分の間、営業を見合わせることにしています。
-- NHK NEWS WEB