損害保険各社は、今回の大雨で被災した契約者を対象に、自動車保険や火災保険などの保険料の支払いを一時、猶予することを決めました。
東京海上日動、三井住友海上、損害保険ジャパン日本興亜、それに、あいおいニッセイ同和の損害保険大手各社は、今回の大雨で災害救助法が適用された地域に住む人を対象に、自賠責を除く、自動車や火災、傷害などの損害保険の保険料の支払いを一時、猶予します。
猶予期間は、いずれの会社も災害救助法が適用された日から２か月間で、保険を更新する手続きも、同じ期間、猶予します。
また、各社は、保険の証書が流されるなどして紛失した場合でも、本人だと確認できれば、保険金を支払う予定だということです。
災害救助法の適用地域に住む人が、保険契約の有無や契約している保険会社が分からない場合は、日本損害保険協会が設けている「契約照会センター」に問い合わせると確認できます。
センターの電話番号は、0120−501331で、土日と祝日を除く午前９時15分から午後５時まで受け付けています。
契約の確認には、２週間程度かかるということです。
-- NHK NEWS WEB
