ソフトバンクグループは、携帯電話事業を手がける子会社の「ソフトバンク」について、9日、東京証券取引所に株式上場の申請手続きをして、来年3月末までの上場を目指すことにしています。
発表によりますと、ソフトバンクグループは、携帯電話事業を手がけるソフトバンクについて東京証券取引所に株式上場の申請の手続きをしました。
具体的な上場の時期は今後の審査次第ですが、会社としては来年3月末までの上場を目指すとしています。東証での上場が実現すれば、市場から調達する資金は昭和62年の「NTT」上場のおよそ2兆2000億円に迫る国内では、過去最大規模になる可能性があると見られています。
上場によってソフトバンクは国内の通信事業者として経営を独立させる一方で、ソフトバンクグループはサウジアラビアの政府系ファンドなどと設立した10兆円規模のファンドの運営など、テクノロジー分野への投資事業を世界的な規模で進めるとしています。
-- NHK NEWS WEB