ことし4月、東京 府中市にある建設会社の寮で、拳銃10丁と実弾200発余りが見つかった事件で、警視庁は、拳銃と実弾を部屋に住んでいたフィリピン人に預けて隠し持っていたとして、暴力団員2人を銃刀法違反の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、住居不詳の指定暴力団 住吉会系の暴力団員、松本洋容疑者(31)ら2人です。
警視庁によりますと、2人は、東京 府中市にある建設会社の寮の部屋に拳銃10丁と実弾200発余りを隠し持っていたとして、銃刀法違反の疑いが持たれています。
ことし4月、寮の部屋に残されていたキャリーバッグの中から拳銃と実弾が見つかり、当時、この部屋に住んでいたフィリピン人らを逮捕して捜査を進めたところ、松本容疑者らが拳銃と実弾を預けていた疑いがあることがわかったということです。
警視庁は、拳銃と実弾の入手ルートについても捜査を進めています。
警視庁は、捜査に支障があるなどとして、2人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
-- NHK NEWS WEB