11日の東京株式市場で、日経平均株価は、一時、450円を超える大幅な値下がりとなっています。アメリカのトランプ政権が中国から輸入する2000億ドル分の品目に追加の関税を課す手続きに入ると明らかにしたことで、幅広い銘柄に売り注文が広がっています。
11日の東京株式市場は、トランプ政権が、中国から輸入する2000億ドル分の品目に10%の関税を上乗せする手続きに入ると明らかにしたことで、中国との取り引きが多い機械や電機といった銘柄を中心に幅広い銘柄に売り注文が広がっています。
日経平均株価、午前の終値は、10日の終値より305円69銭安い2万1891円20銭。
東証株価指数=トピックスは、18.64下がって1697.49。
午前の出来高は6億9634万株でした。
市場関係者は「アメリカが新たに関税を上乗せする対象は広範囲であり、金額も非常に大きい。米中の貿易摩擦が激しくなり、中国の景気減速につながるのではないかという懸念が広がっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB