大手IT企業のディー・エヌ・エーは、自動運転タクシーの2020年の事業化を目指して共同で開発を進めていた、東京のベンチャー企業との提携を解消すると発表しました。
ディー・エヌ・エーは、おととし自動運転技術を開発する東京のベンチャー企業ZMPと合弁会社「ロボットタクシー」を設立し、自動運転タクシーの2020年の事業化を目指して実証実験などを進めてきました。
発表によりますと、両社はこの業務提携を解消することで合意したということです。
理由について両社は、複数の企業との技術提携を進めようとするディー・エヌ・エー側の意向や、将来のサービスの展開方法をめぐって、両社の間に方針の違いがあったと説明しています。
そのうえで両社は、合弁会社について合弁の解消や会社の解散などを今後、検討するとしています。
一方、ディー・エヌ・エーは、新たに日産自動車との間で、自動運転車を使ったビジネスの展開を目指して、共同開発を進めることで合意したということです。
-- NHK NEWS WEB