豪雨災害の影響で、岡山県と鳥取県の一部区間で運転の見合わせが続くＪＲ伯備線では16日、川の氾濫で流され線路を塞いでいた大型トラックが撤去されました。ただ、伯備線は線路に土砂が流れ込むなど被害が大きく復旧には早くても１か月以上かかる見通しです。
記録的な豪雨の影響で岡山と島根県の出雲市を結ぶ特急「やくも」などが走るＪＲ伯備線は、岡山県総社市にある豪渓駅と鳥取県の上石見駅の間で運転できなくなっています。
このうち、運転見合わせ区間にある岡山県高梁市の備中広瀬駅の周辺では、高梁川が氾濫して川沿いにある運輸会社６社が保有する大型トラックおよそ20台が流されました。
このうちの１台が伯備線の線路に乗り上げて塞いでいましたが、ＪＲ西日本は16日朝、トラックを撤去し線路脇に移動させました。
ＪＲ西日本によりますと、伯備線は複数の場所で線路上に土砂が流入するなど被害が大きく、復旧には早くても１か月以上かかるとしています。
-- NHK NEWS WEB
