東京・八王子市のスーパーで高校生ら3人が拳銃で撃たれて殺害された事件からまもなく23年となり、警視庁は犯人が履いていたとみられるスニーカーのレプリカを公開し、情報の提供を呼びかけています。
平成7年7月30日、東京・八王子市にあったスーパー「ナンペイ」の事務所で、アルバイトをしていた高校生の前田寛美さん(16)と、矢吹恵さん(17)、従業員の稲垣則子さん(47)が拳銃で撃たれて殺害されました。
まもなく事件から23年となり、警視庁は、犯人が履いていたとみられるスニーカーのレプリカを公開しました。
現場に残されていたスニーカーの靴痕は広島県のメーカーが製造した六角形の滑り止めがある靴底と特定されていますが、その後の調べで、靴底から犯人が履いていたのは2社のメーカーが製造したスニーカーのうちのいずれかだと推測されるということです。
1社のものは平成2年から3年にかけて黒、白、青など7色が7800円で、もう1社のものは平成5年から6年にかけて黒と白の2色が1万2000円で販売されていたということです。
サイズは26センチとみられ、主にデパートで合わせて500足余り販売されていました。
警視庁捜査1課の須山浩道管理官は「当時のホームビデオやスナップ写真を見直してスニーカーに見覚えがある場合、情報を提供してほしい」と呼びかけています。
情報は八王子警察署、042ー621ー0110で受け付けています。
-- NHK NEWS WEB