記録的な豪雨による土砂災害の影響で運転を見合わせているJR山陽線のうち、福山駅と三原駅の間で18日から運転が再開されました。
今回の豪雨の影響でJR山陽線は、線路に土砂が流れ込んだり、水没するなどの被害を受け、福山駅と海田市駅の間で運休が続いていました。
復旧を進めた結果、このうち、福山駅と三原駅の間で18日の始発から運転が再開されました。
この区間にある尾道駅のホームでは朝、大勢の利用客が到着した電車に乗り込み、学校や勤め先に向かっていきました。
30代の会社員の男性は「電車が止まっている間はいつもより1時間以上早く起きて車で通っていたので運転再開はとても助かります」と話していました。
尾道駅の片岡茂樹駅長は「復興に向けての第一歩になったと思います。安全を最優先に今後も地域の人に期待を持ってもらえるよう、復旧を進めていきたいです」と話していました。
広島県内の山陽線は、引き続き、三原駅と海田市駅の間では運休が続いていて、JRでは復旧にはさらに1か月以上かかると見ています。
-- NHK NEWS WEB