ソフトバンクグループの孫正義社長は、今後、AI=人工知能に関連する企業への投資を拡大し、AIを中核にした企業グループを作っていく方針を示しました。
孫社長は19日、企業向けに講演し「50年以内にすべての仕事でAIの能力が人間を上回る時代がくる。自動車は今の乗馬と同じで趣味の範囲にとどまり、あらゆる産業が再定義される」と述べました。
そのうえで「ソフトバンクグループは各産業のAIのトップカンパニーの筆頭株主になり始めている。AIの最先端の会社を群れとしてつくりたい」と述べ、去年設立した10兆円規模のファンドなどを通じて、AIの関連企業への投資を拡大する方針を示しました。
-- NHK NEWS WEB