連日、猛烈な暑さが続く中、都内のソフトウエアの開発会社は業務の効率化のため35度以上の最高気温が予想される日には出勤せず、自宅などで仕事するよう呼びかけています。
東京 品川区にあるソフトウエアの開発会社は、自社で開発したアプリを使って19日から猛暑日が予想される日には出勤せずに自宅などでの勤務を促す取り組みを始めました。
朝の天気予報で最高気温が35度以上となると、社員のスマートフォンには在宅勤務などを促す通知が自動的に届けられます。
希望する社員は画面を2回、タッチするだけで会社への申請が終わり、自宅など希望する場所で働くことが認められる仕組みです。
都内で猛暑日となる予想となった20日は、およそ70人いる社員のうち3割ほどが在宅勤務をしているということです。
品川区の会社では出勤した社員がテレビ会議で自宅で働いている社員と打ち合わせを行ったりしていました。
ソフトウエア開発会社「インフォテリア」で人事を担当する高橋博文さんは「猛暑日のなか出勤するより涼しい場所で仕事をするほうが効率も上がる。在宅勤務を気軽に申請できるようにして、積極的に活用してもらいたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB