大塚製薬は、東日本を中心に販売した「オロナミンCドリンク」などの2種類の栄養ドリンクについて、ふたが勢いよく開いて、けがをするおそれがあるとしておよそ800万本を自主回収すると発表しました。
大塚製薬が自主回収するのは「オロナミンCドリンク」と「オロナミンC ROYALPOLIS」の2種類の栄養ドリンクです。
対象となっているのは「オロナミンCドリンク」のうち、賞味期限がことし12月12日から来年6月17日になっているものと、来年6月24日から6月26日のもの、「オロナミンC ROYALPOLIS」は賞味期限が来年5月10日の商品で、合わせておよそ800万本にのぼり、東日本を中心に販売されました。
会社によりますと、先月下旬から19日までに、ふたが勢いよく開いて、顔や手に当たりけがをしたなどという連絡が50件寄せられたいうことです。
会社は詳しい原因を調べていますが、対象の商品はビンの口の部分がふたの開きやすい形状になっていて、このところの暑さでドリンクの中身が膨張し、勢いよく開いたと見られるとしています。
大塚製薬は「多大なご迷惑をおかけし、深くおわびします。今後、一層の品質管理の徹底に努めます」としています。
問い合わせの電話番号はフリーダイヤル0120ー050−616で、今月中は毎日、受け付けるということです。
-- NHK NEWS WEB