茨城県かすみがうら市で、偽造した離婚届を提出したとして逮捕された女の自宅アパートから、コンクリートのようなものに詰められた遺体が見つかりました。この女の夫がことし3月から行方不明になっていて、警察では遺体はこの夫の可能性があると見て、死体遺棄事件として捜査しています。
警察によりますと、かすみがうら市稲吉東の派遣社員、氏家美穂容疑者(44)はことし3月、夫との離婚届を偽造して提出したとして、18日、有印私文書偽造などの疑いで逮捕されました。
警察が氏家容疑者の自宅アパートを捜索したところ、中からコンクリートのようなものに詰められた遺体が見つかりました。
警察によりますと、氏家容疑者の33歳の会社員の夫がことし3月から行方がわからなくなっていて、氏家容疑者がみずから警察に行方不明の届けを出していたということです。
警察では、見つかった遺体はこの夫の可能性があると見て、死体遺棄事件として捜査していて、氏家容疑者が何らかの事情を知っていると見て調べることにしています。
氏家容疑者はこのアパートで夫と3人の子どもと一緒に暮らしていたということです。
-- NHK NEWS WEB