21日午前、東京・板橋区のアパートで70代の男女2人が死亡しているのが見つかり、警視庁は、いずれも熱中症で死亡した可能性があるとみて調べています。
21日午前11時ごろ、東京・板橋区のアパートの1室で、この部屋に住む78歳の女性と74歳の男性の2人が死亡しているのが見つかりました。
警視庁によりますと、ここ数日、2人を見かけなかったことから不動産会社の担当者が警察に通報し、寝室と居間でそれぞれ死亡しているのを見つけたということです。
2人に外傷はなく、室内にエアコンがありましたが、スイッチは切られていて、部屋の温度はかなり高い状態になっていたということです。
この部屋の男性は今月12日に熱中症の疑いで救急車で運ばれましたが、病院で処置を受け、その日のうちに自宅に戻っていたということです。
警視庁は、現場や遺体の状況などから、2人はいずれも熱中症が原因で数日前に死亡した可能性があるとみて詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB