22日昼前、神奈川県横須賀市の物流会社の倉庫で起きた火事は、およそ15時間にわたって燃え続け、23日未明、ほぼ消し止められました。警察と消防は、火が完全に消し止められたあと、現場検証を行い、火事の詳しい原因を調べることにしています。
22日午前11時40分ごろ、横須賀市田浦港町にある物流会社、「相模運輸倉庫」の倉庫から火が出て、炎や煙が高く上がり、となりの倉庫にも燃え広がりました。
消防車30台以上と横須賀海上保安部の巡視艇などが出て、消火にあたった結果、およそ15時間たった23日午前2時半ごろ火はほぼ消し止められました。
警察と消防によりますと、この火事でけが人はいませんでしたが、2つの倉庫合わせて1万3000平方メートル余りがほぼ全焼したということです。
2つの倉庫は、米などの穀物やオフィス用の家具などが保管されていて、22日は休日で倉庫の中に従業員はいなかったということです。
現場は、JR横須賀線の田浦駅から北に数百メートル離れた長浦湾に面した場所で、警察と消防は、火が完全に消し止められたあと、現場検証を行って、火事の原因を調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB