三重県鈴鹿市で、25歳の夫の遺体を遺棄した疑いで、45歳の妻と交際相手の男が逮捕された事件で、夫の遺体から睡眠薬の成分が検出されていたことが、警察への取材でわかりました。警察は、睡眠薬を飲まされた状態で殺害された可能性もあるとみて調べています。
ことし5月、鈴鹿市稲生塩屋の横山麗輝さん(25)が、自宅の駐車場に止めてあった車の中で、延長コードで首を締められて殺害されているのが見つかりました。
警察は、横山さんの交友関係などを捜査したところ、24日、妻の富士子容疑者(45)と交際相手で会社員の上山真生容疑者(29)を、横山さんの遺体を遺棄した疑いで逮捕しました。
事件について警察は、富士子容疑者と上山容疑者が親密な関係となり、夫婦間でトラブルが起きたとみて捜査していますが、横山さんの遺体から微量の睡眠薬の成分が検出されていたことが、警察への取材で新たにわかりました。
警察は、横山さんが睡眠薬を飲まされた状態で殺害された可能性もあるとみて調べています。
-- NHK NEWS WEB