流通大手の「イオン」は、プライベートブランドで販売している男性用整髪料57万本余りを自主回収すると発表しました。成分表示の記載に誤りがあったということで、品質に問題はないとしています。
イオンが自主回収するのは、プライベートブランドの「トップバリュメンズスタイリングフォームスーパーハード」です。
会社によりますと、成分の表示のうち「コポリマーAMP」と表示すべきところ、誤って「AMPD」と表示していたということです。
この商品はイオンからの委託を受けて化粧品メーカーの「マンダム」が兵庫県の工場で生産していて、「マンダム」の社内からの指摘で誤りがわかったということです。
品質に問題はないということですが、イオンは57万本余りを自主回収しています。
また、同じ工場で生産された別の7種類の整髪料についても同じ表示の誤りがあったということで、マンダムが自主回収を進めています。
イオンは「ご心配とご迷惑をおかけしますことを深くおわび申し上げます」としているほか、マンダムは「今後、このようなことがないよう一層の品質管理に努めてまいります」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB