三重県鈴鹿市で25歳の夫の遺体を遺棄したとして、45歳の妻とその交際相手が逮捕された事件で、妻が経営する飲食店から夫の血痕が見つかっていたことが、警察への取材でわかりました。警察は、店で殺害された可能性があると見て調べています。
三重県鈴鹿市の飲食店経営、横山富士子容疑者(45)と、交際相手で会社員の上山真生容疑者(29)は、ことし5月、夫の横山麗輝さん(25)の遺体を遺棄したとして死体遺棄の疑いで逮捕され、26日に津地方検察庁に送られました。
警察によりますと、麗輝さんは首を絞められて殺害され、電気の延長コードが首に巻き付いた状態で、自宅駐車場に止められた車の後部座席で見つかりました。
これまでの調べで、富士子容疑者が経営する市内の飲食店の中から、麗輝さんの血痕が複数見つかっていたことが、警察への取材でわかりました。
遺体からは微量の睡眠薬の成分が検出されているということで、警察は、睡眠薬を飲まされたあと店で殺害された可能性があると見て調べています。
-- NHK NEWS WEB