世界でネット通販を展開するアマゾンの先月までの3か月間の業績は、売り上げ最終利益とも大幅に増え、アメリカ企業が決算発表のピークを迎える中、ITを主力にしたテクノロジー系企業は、いずれも、大幅な増収増益を記録しています。
26日の発表によりますと、アマゾン・ドット・コムの先月までの3か月間の業績は、売り上げが、前の年の同じ時期に比べて39%増えて、528億8600万ドル、日本円で5兆8700億円余りでした。
最終的な利益も25億3400万ドル、日本円で2800億円余りで、これは巨額の設備投資を行って減益となった去年の同じ時期に比べると、13倍近くに増えました。
ITを主力にしたテクノロジー系企業は、これまでにネットフリックスやマイクロソフト、それにグーグルなどが、いずれも、大幅な増収増益の決算を発表しています。
アメリカでは、26日が決算発表のピークで、この日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、前の日に比べて112ドル97セント高い2万5527ドル7セントと、ことし2月以来の高値水準となっています。
-- NHK NEWS WEB