26日、兵庫県高砂市にある神戸製鋼の工場で超大型のクレーン車が倒れ作業員2人が死亡した事故で、警察は現場検証をして事故の状況を調べています。
26日、兵庫県高砂市の神戸製鋼の高砂製作所で、およそ200メートルの超大型のクレーン車が性能テストの最中に突然倒れ、いずれも加古川市の山口忠司さん(56)と西田秀平さん(23)が死亡しました。
また50代の男性作業員2人が重軽傷を負いました。
警察は27日午前11時前から業務上過失致死傷の疑いで現場検証をしています。
警察などによりますと、クレーン車は高速道路や発電所などの建設に使われるもので、神戸製鋼の子会社が製造し、現場で組み立てられたあと納品前の性能テストを繰り返していたということです。
26日はおもりをつるして旋回させるテストをしていたところ、アームの部分が折れたということです。
警察は事故の状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB