成田空港の国際線では、アジアや北米に向かう便を中心に一部の便が欠航したほか、出発が5時間余り遅れる便も出るなど、夏休みで海外旅行に出かけようとした人たちに大きな影響が出ています。
成田空港の出発ロビーでは、欠航などを知らせる電光掲示板を確認したり、航空会社のスタッフに運航状況を聞いたりする人の姿が見られました。
また、子どもの夏休みを利用して海外に向かう予定だった家族連れなどが出発便の変更のために設けられた専用のカウンターに長い列を作っていました。
家族でモンゴルに向かう予定だったという40代の父親は「数日前から台風が来るという情報を聞いていたので覚悟はしていましたが、残念です。これからのことは改めて考えたい」と話していました。
また、家族でグアムに向かうという40代の母親は「子どもたちが初めての海外旅行なので楽しみにしていました。あす、臨時の便が飛ぶということなので1泊短くなってしまいますが、楽しんできたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB