5日に山梨県の南アルプスの北岳で人が倒れているのが見つかり、警察が6日にヘリコプターで救助しましたが、死亡が確認されました。警察は、先月末から連絡が取れなくなっている静岡県の30歳の男性の可能性があると見て調べています。
5日午後3時前、南アルプスの北岳の標高およそ2500メートルの斜面で人が倒れているのを、警察のヘリコプターが見つけました。
5日は強風の影響で救助ができなかったため、警察が6日朝から救助活動を再開し、午前9時半にヘリコプターで倒れていた人を救助しましたが死亡が確認されました。
警察によりますと、静岡県藤枝市の30歳の会社員の男性が先月29日に北岳に登り、翌日に下山する予定の登山の届け出をしていましたが、連絡が取れなくなっていて、発見現場の近くには男性の名前の社員証が入ったリュックサックが落ちていたということです。
警察は、亡くなったのはこの男性の可能性があると見て身元を調べています。
-- NHK NEWS WEB