京都では、京都市で統計を取り始めてから初めて7日連続で38度を超えるなど厳しい暑さが続いていて、屋内でアウトドア気分を体験できる施設が人気を集めています。
京都府城陽市に先月オープンしたのは、大阪のアウトドアメーカーが運営する宿泊施設です。
この施設では、部屋の中にテントが張られ、寝袋やハンモックも用意されていているため、冷房がきいた中でアウトドア気分を体験することができます。
運営会社によりますと、こうした宿泊施設は国内では初めてだということです。
大阪 東大阪市から訪れた家族連れも、チェックインの直後からハンモックや寝袋に寝転がったり、クッションを投げ合ったりして、快適な環境でアウトドア気分を味わっていました。
35歳の母親は「最近とても暑く小さな子どももいるので、屋内のほうが涼しい中でキャンプを楽しめると思って来ました。準備も一からしなくて済むので便利です」と話していました。
宿泊施設の山形昭生支配人は「暑さの影響もあってか、当初の予想以上に多くの人が訪れている。夏場の暑い時期で熱中症を気にする人も多いと思うが、涼しい中でできるキャンプを楽しんでもらいたい」と話していました。
施設は、来月末までの土曜日と日曜日を中心に、予約でほぼ埋まっているということです。
-- NHK NEWS WEB