フランスを訪問している岸田外務大臣は、日本時間の7日未明、エロー外相と会談し、世界で保護主義への懸念が広がる中、自由貿易を主導するため、日本とEU=ヨーロッパ連合のEPA=経済連携協定の交渉について、早期の大枠合意を目指すことで一致しました。
この中で、両外相は、イギリスのEU離脱をめぐって、企業活動への影響を最小限にとどめるため連携して対応していくことを確認しました。
そのうえで、世界で保護主義への懸念が広がる中、自由貿易を主導するため、日本とEUのEPAの交渉について、可能なかぎり早期の大枠合意を目指すことで一致しました。
岸田大臣は会談のあと記者団に対し、「基本的価値を共有する欧州の主要国フランスと安全保障、防衛分野での連携を深めるとともに、自由貿易の旗を高く掲げて、国際社会の平和と繁栄のために引き続き協力を深めていきたい」と述べました。
-- NHK NEWS WEB