９歳の息子の腹に内臓が破裂するほどの暴行を加えて殺害したとして、大阪 堺市の30代の両親が殺人の疑いで逮捕されました。２人とも容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは堺市北区の会社員、福本徹也容疑者（35）と、妻で市の臨時職員、裕子容疑者（34）です。
警察によりますと、２人はことし２月、自宅で、長男で小学３年生の陽生くん（９）の腹に暴行を加えて殺害したとして、殺人の疑いが持たれています。
目立った外傷がなく持病もなかったことから詳しく調べた結果、死因は重症の不整脈でしたが、胃が破裂していたことがわかったということです。
事件の翌日、陽生くんが意識を失った状態でベッドに倒れているのを見つけて裕子容疑者が消防に通報したということです。
警察は２人が何らかの方法で陽生くんの腹に衝撃を加えたと見て、詳しいいきさつを調べています。
警察によりますと、２人とも「暴力は振るっていない」などと容疑を否認しているということです。
-- NHK NEWS WEB
