アメリカのアップルは好調な決算を受けて株価が最高値を更新し、時価総額がアメリカ企業として初めて1兆ドル、日本円にしておよそ111兆円を突破しました。
アップルの株価は2日の取引開始直後から上昇し、前の日に比べて2.8%値上がりして最高値を更新しました。
この結果、株価に発行済みの株式数をかけたアップルの時価総額は、1兆ドル、日本円でおよそ111兆円を突破しました。企業がどれだけの価値があるかをあらわす時価総額が1兆ドルを超えるのはアメリカ企業では初めてです。
日本企業で時価総額が最も大きいのはトヨタ自動車のおよそ24兆円で、アップルの企業価値はトヨタの5倍近くになります。
アップルは今週発表した、ことし4月から6月までの3か月間の決算で高価格帯のiPhoneの売り上げの増加に支えられて増収増益となり、次の3か月間についても堅調な予想を示し、投資家の間で成長に対する期待が高まっていました。
-- NHK NEWS WEB