東南アジア最大の自動車市場を持つインドネシアで、2日から自動車ショーが始まり、インドネシア政府が電気自動車やハイブリッド車の普及を目指す中、日本メーカーを含む各社が最新モデルの電気自動車の展示に力を入れています。
「インドネシア国際オートショー」は、首都ジャカルタ郊外で2日から始まり、30余りの自動車メーカーが出展しています。
このうち、ことし2月にインドネシア政府に電気自動車を提供し、将来的な普及に向けた共同研究を進めている三菱自動車は、インドネシアで人気のあるSUV=多目的スポーツ車と電気自動車を組み合わせたコンセプトカーを展示しています。
また、トヨタ自動車も、一定の距離であればエンジンを動かすことなく電気だけで走行できるプラグインハイブリッド車など、環境に優しい車種を展示しています。
インドネシアでは、大気汚染が深刻な問題となる中、政府は、電気自動車やバイブリッド車の普及を目指していて、日本以外のメーカーも電気自動車の展示に力を入れて、巨大な自動車市場であるインドネシアで将来的な販売促進に向けた動きを活発化させています。
-- NHK NEWS WEB