千葉県銚子市を走る「銚子電鉄」は、3日午前、レールの一部が曲がっているのが見つかり、一時、全線で列車の運転ができなくなりました。銚子電鉄は、直射日光による熱でレールが変形したとみて、復旧作業を急いでいます。
3日午前11時ごろ、千葉県銚子市を走る「銚子電鉄」に、電車の車掌から「君ヶ浜駅を出発して走行していたところ、違和感を感じた」という連絡が入りました。
現場を調べたところ、君ヶ浜駅から北に50メートルほど離れた場所のレールが曲がって、最大で8センチほど元の位置からずれていることがわかり、銚子電鉄は一時、全線で運転を取りやめました全線で運転を取りやめました。
3日の銚子市は、午後3時までの最高気温が29度9分と、猛烈な暑さというほどではありませんでしたが、銚子電鉄によりますと、レールは直射日光による熱で変形が起きたとみられるということです。
会社は、水をまいてレールを冷やすとともに、ゆがみを直して元の位置に戻す作業を行い、午後4時40分ごろ、安全が確認できたとして運転を再開しました。
-- NHK NEWS WEB