お盆休みの期間中に成田空港の国際線を利用する人は、韓国やハワイ便の増加などを背景に前の年と比べて6.9%増える見込みで、なかでも出国がピークとなる今月11日は一日の出国者が過去最多を更新する見通しです。
成田空港会社によりますと、今月10日から19日の10日間に成田空港の国際線を利用する人は、合わせて99万8000人と前の年の同じ時期と比べて6.9%増える見込みです。
このうちピークに当たる今月11日は、成田空港で一日の出国者が最も多かった平成17年4月の5万6113人を上回る5万8000人余りが出国し、過去最多を更新すると見られています。
また、今月19日は5万5000人余りが帰国する見通しです。
利用者の増加について空港会社は、韓国の格安航空会社が大幅な増便を続けているほか、ハワイなどのリゾート路線も便数が増えていることなどが要因だと分析しています。
成田空港会社は「旅行にかかる費用を抑えながらも海外に出かけようという人たちが増え、空港利用の増加が続いている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB