スイス東部のアルプス山脈で、遊覧飛行をしていたプロペラ機が墜落して乗客乗員20人全員が死亡しました。日本人の乗客はいないということです。
スイス東部、グラウビュンデン州の警察によりますと、4日、乗客17人と2人のパイロット、それに添乗員の合わせて20人が搭乗するプロペラ機がアルプス山脈に墜落し、全員が死亡しました。
地元のメディアは、乗っていたのはスイス人17人とオーストリア人3人だと伝えています。
また、スイスにある日本大使館によりますと、日本人が事故に巻き込まれたという情報は入っていないということです。
墜落した機体は、ドイツのユンカース社が70年余り前に製造したJUー52型機で、クラシックな飛行機を専門に扱う地元の航空会社が運航していました。
プロペラ機は、スイス南部のロカルノからチューリヒ近郊の空港まで遊覧飛行をしていたところ、標高2500メートルのアルプスの山肌に墜落したということで、警察などで原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB