食品メーカーの「フタバ食品」は、連日の猛暑でかき氷の販売が想定を上回るペースとなり、生産が追いつかないとして商品を安定的に供給できるめどが立つまで販売を一時休止すると発表しました。
宇都宮市に本社があるフタバ食品が販売を休止するのは「サクレ」という商品名のカップ入りのかき氷で、レモンやオレンジ、白桃、あずき、マンゴーの5種類の味が対象です。
これらの商品は、連日の猛暑の影響で会社の想定を越えて販売が伸びていて、先月の出荷量が前の年を30%から40%上回っているということです。
会社では、工場をフル稼働させて対応していますが生産が追いつかず、このままでは全国のスーパーやコンビニなどに安定的に商品を供給できないとして、在庫がなくなりしだい販売を一時、休止することを決めました。
会社によりますと、現在、主力のレモン味の生産を優先していて、今月下旬にも販売を再開する予定ですが、オレンジや白桃などそのほかの味については、販売の再開のめどは立っていないということです。
-- NHK NEWS WEB