8日未明、千葉県茂原市の中学校で水道の蛇口が開けたまま放置され校舎内が水浸しになるなどの被害があり、警察は建造物侵入の疑いで捜査しています。
茂原市教育委員会によりますと、8日午前4時すぎ、茂原市の市立東中学校で何者かが校舎に侵入したことを知らせる警報音が鳴り、警備会社から学校に連絡がありました。
教頭などが確認したところ、1階の手洗い場の排水口が手提げ袋でふさがれていたうえ、水道の蛇口が開けたまま放置され廊下が水浸しになっていたということです。
さらに2階の手洗い場でも同様に水があふれていたほか、壁に掲示されていた書道の作品が廊下にまき散らされたり、一部の教室には水がまかれたりしたあとがあったということです。
中学校は冬休み中で、市の教育委員会によりますと先月26日には廊下などにスプレーのようなもので「学校をつぶす」という趣旨の落書きがされていたということです。
警察は何者かが校舎内に侵入して水浸しにしたと見て建造物侵入の疑いで捜査するとともに落書きとの関連も調べています。
-- NHK NEWS WEB