お盆をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュは、11日がピークで、各交通機関や高速道路は午前中から混雑しています。
JR各社によりますと、各新幹線の下りの自由席の乗車率は、東海道新幹線の午前6時20分名古屋発博多行きの「のぞみ95号」で180%、北陸新幹線の午前8時44分東京発金沢行きの「はくたか555号」で170%となるなど、多くの列車で100%を超える混雑となっています。
また、航空各社によりますと、空の便も11日が混雑のピークで羽田や大阪から各地に向かう便が終日、ほぼ満席となっています。
日本道路交通情報センターによりますと、高速道路の下り線では、午前11時半現在、山陽自動車道で岡山県の酒津トンネル付近を先頭に49キロ、同じく山陽自動車道の広島県の志和インターチェンジ付近を先頭に34キロの激しい渋滞、また、東名高速では神奈川県の秦野中井インターチェンジ付近を先頭に29キロの渋滞となっています。
各高速道路会社によりますと、渋滞は区間によって11日夜まで続く見通しだということです。
-- NHK NEWS WEB