アメリカ西部のシアトル近郊で、航空会社に勤める男が整備中の旅客機を1人で操縦したすえに墜落し、地元の保安当局は、男が自殺する目的で機体を奪ったものとみて調べています。
アメリカ西部ワシントン州のシアトル近郊にある空港で10日夜、整備中の双発のプロペラ旅客機「ボンバルディアQ400型機」が管制官の許可なく離陸し、空軍の戦闘機2機が緊急発進しました。
旅客機は1時間ほど飛行を続けたあと、空港からおよそ40キロ離れた島に墜落しました。
機体を所有するアラスカ航空や地元の保安当局によりますと、操縦していたのは傘下の航空会社に勤める男で、男は死亡したものとみられます。
保安当局は、ツイッターで、テロの可能性は低いことを明らかにし、男が自殺する目的で機体を奪って操縦したものとみて調べています。
-- NHK NEWS WEB