去年7月、東京・渋谷区でオートバイのカバーに火をつけたとして、33歳の会社員が放火の疑いで逮捕されました。周辺では、ほかに6件の不審火が起きていて、警視庁は連続して放火したと見て調べています。
逮捕されたのは、東京・新宿区の会社員、岡田宇史容疑者(33)で、警視庁の調べによりますと、去年7月、渋谷区幡ヶ谷の都営アパートで、駐輪場に止めてあったオートバイのカバーに火をつけて燃やしたとして、放火の疑いが持たれています。
当時、現場周辺では、半径150メートルの範囲でオートバイのカバーやごみ置き場のごみなどが焼ける不審火がほかに6件相次ぎ、警視庁が周辺の防犯カメラの映像を解析したところ、岡田容疑者と見られる男が写っていたということです。
警視庁の調べに対し、岡田容疑者は「酒を飲んで気が大きくなって、仕事のストレスを発散しようと火をつけた」などと容疑を認めているということです。
ほかの6件の不審火についても関与をほのめかしているということで、警視庁は連続して放火したと見て調べています。
-- NHK NEWS WEB