トルコの通貨リラが急落したことによる影響は、アジアの株式市場にも及んでいて、週明けの13日は各地で取引開始直後から株価が値下がりしています。
先週末はトルコの通貨リラが急落したことをきっかけに、ニューヨーク株式市場で株価が大幅に値下がりしました。
この影響で13日のアジアの株式市場では投資家の間でリスクを避けようという姿勢が強まり、インドネシアや香港など各地で取引開始直後から株価が値下がりしています。
日本時間の午前11時半の時点での各地の代表的な株価指数の下落率は、インドネシアがおよそ1.9%、香港がおよそ1.4%、韓国がおよそ1.2%、それにシンガポールがおよそ1.1%などとなっています。
市場関係者は「トルコの通貨リラの急落をきっかけにした投資家の不安心理が、アジアの株式市場にも波及した形となっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB