トルコの通貨リラが急落した影響は週明けのアジアやヨーロッパの株式市場にも波及し、各地で株価が値下がりしています。
アジア各地の株式市場は、先週末にトルコの通貨リラが急落したことをきっかけに投資家の間でリスクを避けようという姿勢が強まりました。
このため各地で株価は軒並み値下がりし、代表的な株価指数の下落率は、インドネシアでおよそ3.5%、台湾とフィリピンがおよそ2.1%と大きく下落しました。このほか、香港と韓国がおよそ1.5%下落しました。
市場関係者は「トルコの通貨リラの急落による影響がニューヨークや東京など主要な株式市場に波及し、アジアの投資家の心理も冷え込んだ」と話しています。
また日本時間の夕方から取り引きが始まったヨーロッパの各地の主な株式市場でも株価は値下がりしています。
-- NHK NEWS WEB