週明けの13日のニューヨーク株式市場は、トルコの通貨リラの急落で日本やヨーロッパの株価が下落した流れを受けて、株価は値下がりしました。
先週末、トルコの通貨リラの急落を受けダウ平均株価が200ドル近く値下がりしたニューヨーク株式市場は、週明けの13日、いったんは値上がりして取り引きが始まりました。
しかし買い注文が続かず、その後値下がりに転じ、ダウ平均株価は一時、先週末より150ドルを超えて値下がりする場面もありました。
結局、終値は先週末に比べて125ドル44セント安い、2万5187ドル70セントとなり、値下がりに歯止めがかかりませんでした。
市場関係者は「トルコの問題が重しになっているうえ、南アフリカなど一部の新興国の通貨も下落傾向にあり、金融関連株を中心に売り注文が広がった。トルコ政府が打ち出した通貨防衛の対策が十分でないという見方も根強い」と話しています。
-- NHK NEWS WEB