三重県鈴鹿市で25歳の男性の遺体を遺棄したとして逮捕された46歳の妻とその交際相手について、警察は男性に暴行を加えたあと首を絞めて殺害したとして、殺人などの疑いで15日、再逮捕しました。
ことし5月、鈴鹿市稲生塩屋の住宅の駐車場に止められた車の中で、この家に住む横山麗輝さん(25)が電気の延長コードで首を絞められ殺害されているのが見つかり、妻の富士子容疑者(46)と交際相手で会社員の上山真生容疑者(29)が先月、死体遺棄の疑いで逮捕されました。
これまでの捜査で、富士子容疑者の経営する飲食店の中から麗輝さんの血痕が見つかっていることなどから、警察は2人が殺害についても事情を知っていると見て調べを進めてきました。
その結果、麗輝さんに自宅で暴行を加えたうえで飲食店で麗輝さんの首を絞めて殺害したとして、15日、2人を殺人と殺人未遂の疑いで再逮捕しました。
また、自宅での暴行には富士子容疑者の母親の横山愛子容疑者(69)も関わっていたとして殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察は3人の認否を明らかにしていません。
警察は麗輝さんが殺害された経緯を詳しく調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB