格安スマホの「mineo」を手がける「ケイ・オプティコム」は、インターネット上の契約者の専用サイトに不正なアクセスがあり、6400人余りの名前や電話番号などが第三者に見られた可能性があると発表しました。
不正なアクセスがあったのは、格安スマホの「mineo」や光回線の「eo」を手がける「ケイ・オプティコム」の契約者向けのサイトです。
このサイトはログインするためにIDとパスワードが必要ですが、会社によりますと、今月13日から15日にかけて、契約者本人ではない第三者によるログインが6458人分、見つかったということです。
サイトは料金の確認などをするためのもので、名前や住所、それに電話番号などが第三者に見られた可能性があるということです。
これまでのところ料金プランを勝手に変更されたり、個人情報が不正に使われたりする被害は確認されていないとしています。
不正なアクセスはIDとパスワードを自動的に次々と入力する、「リスト型攻撃」によると見られるということで、会社は契約者に陳謝するとともに、簡単に推測できるパスワードを使わないよう呼びかけています。
同じような不正アクセスは今月、NTTドコモのサイトでも確認されています。
-- NHK NEWS WEB