17日未明、奈良市で住宅1棟が焼ける火事があり、焼け跡から男の子の遺体が見つかりました。警察ではこの家に住む7歳の男の子とみて確認を急いでいます。
17日午前0時45分ごろ、奈良市千代ヶ丘3丁目の会社員、岡本和士さん(45)の住宅の2階から火が出ていると、近くに住む人から消防に通報がありました。
消防車11台が出て火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅の2階部分、およそ50平方メートルが焼け、子ども部屋から男の子の遺体が見つかりました。
警察によりますと、岡本さんは4人家族で、火が出た時は全員が家にいましたが、その後、次男で小学1年生の惇希くん(7)の行方がわからなくなっているということです。
警察では、亡くなったのは惇希くんとみて確認を急いでいます。また、岡本さん夫婦と中学1年生の長男3人もけがをして、病院で手当てを受けているということです。
警察と消防では火事の原因を詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB