鉄道模型の愛好家の作品などを紹介する催しが17日から東京 江東区で始まり、大勢の鉄道ファンでにぎわっています。
この催しは、愛好家などが作った鉄道模型を楽しんでもらおうと毎年開かれていて、ことしは100余りの愛好家のグループや関連企業が出展しています。
ことしは「北海道」がテーマとなっていることから、石炭を運ぶ列車や寝台特急の北斗星など、かつて北海道を走っていた懐かしい列車の模型も展示され、訪れた人は雪景色の中を走る姿に見入っていました。
また、17日は鉄道模型を走らせて最高速度を競うコンテストも行われました。
模型は少しでも速度が上がるように車体の後ろの部分にプロペラを付けたり、空気抵抗を抑えるために先端をとがらせたりするなど工夫を凝らして作られていて、記録が出るたびに会場を沸かせていました。
東京 練馬区から来た小学3年生の男の子は「かっこいい列車をたくさん見ることができたし、模型の背景の景色も本物みたいに作ってあって、すごいと思いました」と話していました。
主催した国際鉄道模型コンベンション実行委員会の池崎清実行委員長は「子どもから大人まで幅広い年代の人が楽しむことができるので、いろいろな模型を見て鉄道を好きになってほしい」と話していました。
この催しは東京 江東区の東京ビッグサイトで、19日まで開かれています。
-- NHK NEWS WEB