アメリカと中国の貿易摩擦が激しくなる中、17日の中国 上海市場は、経済の先行きへの懸念などから代表的な株価指数の終値が2660ポイント余りと、2年7か月ぶりの安値となりました。
17日の上海の株式市場は幅広い銘柄で売り注文が相次ぎ、代表的な指数である「総合指数」の終値は、16日に比べて1.3%余り値下がりして2668.97ポイントでした。
これはおととし1月以来、2年7か月ぶりの安値になります。
市場関係者は「米中の貿易摩擦の激化で実体経済の先行きへの懸念から幅広い銘柄が売られた。具体的な影響について投資家は、今後発表される企業の決算や米中両国の政府の交渉の行方を注視している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB