複数の中央省庁が、雇用する障害者の数を水増ししていた疑いのあることを受けて、立憲民主党の枝野代表は、問題の全貌を解明するため、閉会中審査を早期に開催するなど国会での審議を速やかに行うべきだという考えを示しました。
企業や行政機関は一定の割合以上の障害者を雇うことが法律で義務づけられていますが、複数の中央省庁が、雇用する障害者の数を水増ししていた疑いのあることがわかり、厚生労働省が調査を始めました。
これについて立憲民主党の枝野代表は堺市で記者団に対し「信じられない思いだ。全貌解明に向けて、国会としての緊急かつ精力的な動きが求められる」と述べました。
そのうえで枝野氏は「水増しは長期にわたって行われてきたようなので、閉会中審査を開いたり臨時国会を行うことは与党も拒否するような話ではなく、政府・与党として判断すべきだ」と述べ、問題の全貌を解明するため、閉会中審査を早期に開催するなど国会での審議を速やかに行うべきだという考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB