19日昼前、山口県長門市の海水浴場で泳いでいた40代の男性が沖に流され、近くの人に救助されましたが、搬送先の病院でまもなく死亡しました。
19日午前11時ごろ、長門市日置上の二位ノ浜海水浴場で、海水浴客から「1人が沖に流されサーファーが助けにいった」と消防に通報がありました。
警察によりますと、沖に流されたのは防府市の会社員、新沼義彦さん(49)で、近くでサーフィンをしていた男性に救助され病院に運ばれましたが、すでに意識は無く、正午すぎに死亡が確認されました。
新沼さんは妻とともに海水浴場を訪れ、1人で海に入って泳いでいたところ、砂浜から100メートルほど沖合で溺れたということです。
警察は当時の状況などについて詳しく調べています。
海上保安部によりますと、現場付近は19日は波の高さが1.5メートルほどとやや高かったということです。
この海水浴場では今月12日にも、同僚の女性を助けようと海に入った60代の男性が溺れて死亡する事故が起きています。
-- NHK NEWS WEB