「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン」は、ことし10月から紙巻きたばこを値上げし、主力ブランドの「ケント」ではひと箱当たり30円上がって450円となる見通しです。これにより、たばこ税の引き上げに伴い、大手3社がそろって値上げする見通しになりました。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、国内で販売する紙巻きたばこ82銘柄のうち76銘柄の値上げを財務省に申請しました。
値上げ幅は、ひと箱当たり20円~40円で、主力ブランドの「ケント」は今の420円から450円に、「クール」は今の450円から480円になります。
加熱式たばこの「グロー」については今回の申請には含まれていませんが、別途、値上げを検討しているということです。これは、ことし10月にたばこ税が引き上げられることに伴うもので、申請が認められれば、10月1日から値上げを実施する予定です。
このほか、JT=日本たばこ産業と「フィリップ モリス ジャパン」も値上げを申請していて、大手3社がそろって値上げする見通しになりました。
-- NHK NEWS WEB